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【次回3月上旬ごろ予定】フュアハンドランタン用「ケイジング・キット」

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【!】画像3枚目の白さびに関する注意事項をご確認のうえお求めください

お手持ちのランタン<Feuerhand Baby Special 276>に装着して、米国タイプのレイルロードモデルにカスタムするためのワイヤーフレームキットです。

この製品は幅広いお客様にお勧めするものではなく、装着することでデメリットも生じますので、以下の【説明動画】【ご注意】の内容をご理解いただき、それでもよいという同志ご変態様だけお求め願います。

※PayIDアプリ非対応→SafariやChromeなどでご覧ください。
 https://shop.atsuta-outdoors.com/items/72587462

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取り扱い説明動画 〜 装着手順および使用上の注意

【単体サイズ】170×170×245(h)mm
【組付けサイズ】170×170×285(h)mm(ランタン本体除く)
【輸送缶サイズ】198×198×305(h)mm
【重量】キットパーツ270g+軽量輸送缶630g
【キットパーツ】フレームおよび固定リング、キャップ、シェード
【キットカラー】ジンク(亜鉛めっき)
【輸送缶カラー】オリーブグリーン
【基材】スチール
【生産】中国

<ご注意>
・バリが強く残っていることがありますので(特に、組み付け後に隠れる部分)、取り付け時は内端に触れないようご注意ください。
・フュアハンド専用ですので、他のランタンには取り付けできません。
・工具は不要ですが、作業補助用に輪ゴムを3~4本ご用意いただくと便利です。
・製品パッケージに記載のシェードのツメは廃止(仕様変更)しております。パッケージ印刷の差し替えが間に合わず恐れ入ります。理由は、輸送缶に収納するたびにツメを外すのが手間になることと、ツメがなくても十分安定するためです。
・ 本品はランタン本体と相互にキズを生じることがありますので予めご了承ください(ジンクでは比較的気になりませんが、それ以外のカラーでは目立ちやすいです)。
・ガラスグローブの清掃やウィックの交換は、本品を取り外して行なってください。
・着脱時にガラスグローブに沿ってフレームがしなるようになっており、補強・固定することができない構造のため、過度な力を加えると変形します。また、変形/復元を繰り返すと、金属疲労により破断しますのでご注意ください。
・溶接部分があるので亜鉛(ジンク)めっき仕上げとしています。そのため、焚火に投入するなど高温に晒すと亜鉛層が傷みますのでおやめください。(ランタン本体は、溶融亜鉛めっき板材を型押し成形しており、溶接箇所がありませんので、造りが異なります)
・純亜鉛で引いたままとしております。白さびによる曇り・ザラつき・黒ずみ・膨潤など、化学的な深刻さは軽微でも、見た目にはショッキングな変化を遂げることがあります。
・缶容器は板厚・塗膜とも薄いため強度は高くありません。また、手作業のため型押し段差がございます、ご了承ください。
・ランタン本体は含まれません。

※ABOUTページをお読みいただき、ご了承のうえご注文をお願いします。

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【趣味の記事】フュアハンドランタンの歴史

当店ではFeuerhandランタン自体のお取り扱いはありませんが、ここでは、できるだけドイツ本国内の文献を複数調べ、時系列に整理してみました。
読み物としてお楽しみいただけたら幸いです。

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ドイツのザクセン州バイヤーフェルトで誕生した、いわゆるフュアハンド(Feuerhand)ランタンは、1878年にヘルマン・ニーアが配管工房での仕事の傍ら作るようになったことが始まりです。
1893年、時代とともに工業化が進むなか、ヘルマン・ニーアは、取引先の「フランク金物社」の勧めを受けて、弟とランタン工場を設立し、本格的にランタンを作って納品するようになります(現在、公式にはこれを創業としているようです)。
フランク金物社は、1895年にランタンの製造方式を特許登録し、その後1898年、ニーアのランタン工場を買収、オーナーであったニーア兄弟を雇い入れる形になりました。
1902年、ヘルマン・ニーアは、新たに効率と品質を高めた製造方式で特許を取り、自らのランタン工場「ヘルマン・ニーア・フォイヤーハントウェルク」(ニーアFH社)を設立します(弟のほうはフランク金物社に雇われ工場長として残ったようです)。「フュアハンド」ブランドの誕生です。かつては、この年を創業年としていたこともありました。

1913~14年にヘルマン・ニーアが商標および特許を取得するころ、世界は第一次大戦に突入し、ニーアFHは専ら手榴弾だけを作らされることになります。
1918年に終戦を迎えてランタン製造を再開すると、1921年のヘルマン・ニーアの没後を息子が継いで、米国ディーツ(Dietz/1840年創業)と並び世界的なメーカーへと成長し始めます。
1921年、ニーアFHは現在のランタンの原型となる気流方式のFH252型を製造(より明るい方式/燃料消費はやや増える)。これは1898年ごろからディーツが作っていた「ジュニア」に"そっくり"と言われていますが、ディーツは特許を取得していなかったようです。
1928年に「フランク金物社」は倒産しています。
1932年になるとニーアFHは「ベビー」シリーズを開発、1933~34年にFH275型・FH276型を発表すると、ドイツ国外で急速に販売を伸ばしました(ドイツ国内ではしばらく旧方式が好まれた)。
これを見たディーツは、1934年、FH175,225,275型を混ぜたような"そっくり"ランタン50型「コメット」を発表し、ニーアFHとディーツ社との5年にわたる特許紛争につながっていきます。
一方、ニーアFHは1936年にFH75型「アトム」を発表し、用途の拡大に対応、世界最大のランタンメーカーとなります。

そして、1939年、第二次大戦が始まると特許紛争どころではなくなりました。世界のランタン需要は3分の1に激減する一方、ニーアFHは再び軍用品の生産に追われ、缶容器やガスマスクフィルターなどを作ります。
1945年、敗戦国として終戦を迎えたドイツは特許権を失ったため、紛争の決着を見ることなく、ニーアFHも企業解体されてしまいます。
設備機械は現在のウクライナに持ち去られますが、1949年、西ドイツに逃れたニーアの一家はニーアKG社を設立して、新設計のFH275/276型「アトム」を生産します。
1954年、FH175スーパーベビー,FH176スーパーベビースペシャル,FH252,FH275ベビー,FH276ベビースペシャルを生産しますが、市場の縮小に追い込まれていきます。
一方、ディーツは1956年に工場をニューヨークから香港に移してコスト低減を図り、1976年にFH275に"そっくり"な76型「オリジナル」を発表します。
ディーツはさらに、1988年、中国本土へ工場を移転し、さらなるコスト構造の変革を進めます。
1989年、ニーアKG社はニーアGmbH社に変わるとともに、ニーアの一族は退社、創業家は姿を消しました。FH276ベビースペシャル以外の生産はすべて停止されました。
1991年、RECO社がフュアハンドの独占販売権を取得する一方、2003~2005年にニーアGmbHはフュアハンドGmbHに置き換えられ、フュアハンドの父ヘルマン・ニーアの名前も消滅します。
2012年、フュアハンドGmbHは債務超過に陥り破産します。そんな中、現場では溶融錫めっきを廃止し、亜鉛めっき鋼板による直接組み立てに変更しました。そのため、製法としてはここ10年ほどで革新されたと言えます。
2014年、RECO社がランタンを扱わなくなり、権利更新をし忘れたことで、他社がこれを獲得しますが、その後すぐにまたペトロマックスグループが買収、翌年カラフルな粉体塗装版のバリエーションを拡充し、現在に至っています。

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いかがだったでしょうか。
理由や背景が不明なエピソードも多いですが、一企業の戦前からの話としてはかなり情報が残っているようです。
2023.4.吉日

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